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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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空色ヒッチハイカー [橋本紡]
4103007524空色ヒッチハイカー
橋本 紡
新潮社 2006-12

憧れ続けた兄の背中を追いかけて、18歳の夏休み、僕は何もかも放りだして街を出た。兄貴の残した年代物のキャデラックに免許証。抜けるような夏空。ミニスカートにタンクトップの謎の美女・杏子ちゃんが、旅の相棒。個性あふれるヒッチハイカーたちと一瞬の出会いを繰り返しながら、僕は、ひたすら走り続ける。

18歳って、こんなにピュアだったかしら…とも思いつつ(自分のことと比べてはいけませんね)読みました。うーん、でもそんな「素晴らしい」兄を持って、こんなにすくすくと真っすぐに弟が育つものなんだろうか…と思ったりしました。健全すぎてむしろ不健全というか、普通どっかこう、ひねくれるものじゃないですかね?偏見ですけど…。これだけいい子に育ってるっていう、そっちのほうがよっぽど素晴らしいことのように思えました。きみ、成長しなくてもなんかもう十分なんじゃないかしら!そして杏子ちゃん…あのぅ…ありですか?それは、女として。

とまぁ、そんなこんなでちょっと人物像が想像しづらかったのですが、でもシンプルで爽やかな物語でした。ひたすら走り続ける主人公が、道すがら出会った様々な人々(こんなにいるの?ヒッチハイカーって!さらにこれがバラエティ豊かででなかなか)との交流の模様や、折に触れて挿入される過去の物語の回想や、そういうのがなんだかいい感じ。杏子ちゃんも、妙っちゃ妙ですが、なんか最後にはこれでいいのかもーという気もしてきましたし。こんな風に、すっかり老けてしまったわたしから見たら「それがナンになるの?」ってことを、理屈じゃなくて勢いでずばーんとやってしまえる、そういうのが「若さ」なんだろうなぁと思いました。(ふ、老けた感想…)。

私が読んできた今までの作品とはちょっとまた感じが変わったかな?という一作でした。これからも楽しみに追っかけようと思います!
| は行(橋本紡) | comments(4) | trackbacks(5) |
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コメント
若さの勢いと行動力がまぶしく、気持ちいい作品でした。
ピュアな時期があった、と思い出せるような。
妄想のような気もしますけど(笑)。
| 藍色 | 2007/02/20 5:07 AM |
藍色さん、いやぁもうまぶしすぎて、私は目がしょぼしょぼ…。
いや、それは言いすぎです(笑)。
私が若かった頃…若さはあってもこの「行動力」があったかなぁと考えると、疑問です。もったいなかったな…というわけで、今これを読んで追体験?!
| chiekoa | 2007/02/20 12:53 PM |
たしかにまぶしかったです。この行動力、わたしにはなかったなぁ。免許もなかったですが!自転車でひたすら北へ北へ行くとか(byハチクロ)しとけばよかった…と今更思ってみたり。
いやいや、これからやったらいいのか!?(←よくないよくない。)
| まみみ | 2007/03/13 8:07 PM |
まみみさん、私は免許はあったけど、勢いよすぎてぶつけてました(実話)。今からやったらよいですよ!そうしましょう!応援してますから、北上の際にはうちにも寄ってください。いつか動けなくなるときがくるんだから、動けるときに動いておかないと!と思う今日このごろです。
| chiekoa | 2007/03/14 1:03 PM |
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空色ヒッチハイカー 橋本紡
装画は加ト祐哉。装幀は新潮社装幀室。書き下ろし。 主人公で語り手の僕、秋津彰二は神奈川に住む高校三年生。塾の夏期講習前半二週間をサボタージュ。唐突に消えた兄が残した、夏の空のような青い1959年製キャデラックで、国
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空色ヒッチハイカー 橋本紡
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