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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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5 [佐藤正午]
40487372525
佐藤 正午
角川書店 2007-01

倦怠期真っ只中といった感の中志郎と真知子。結婚八年目の記念日にもらったチケットで、いやいなやながらバリ島に旅行した彼に起こった予期せぬ出来事とは…。

佐藤さんの本は、『ジャンプ』と『Y』は読んだ記憶があり、『個人授業』を読もうと思って…えーと、どうしたんだっけ?というくらいにしばらく離れていたのですが、久しぶりに読んでみました。あぁ、そうだこんな感じだった!

一番印象に残ったのは、この記述方式というか、書き方というか。最初のうちは誰人称なのか分からず、わかったところで「おっ」となり、さらに物語が進むうちに出来事や情景や回想がランダムに挿入されてくるので、いったい今がいつでどれが現在なのか分からない不思議な心地になるという…。でもそれが全然イヤじゃなくて、むしろその心地がまたよいのです。ばっばっばっと視点が切り替わる感じがなんかすごく新鮮で、そのたびにはっとさせられて、引き込まれました。

物語としては、ちょっと不思議な「超能力?モノ」というか、そういう感じ。そして結局それが何なのかは解明されません。(そういう話じゃないですからね)。でもそれをめぐって巻き起こる人と人の…その感情のぶつかり合いというか、変わっていく様というか、流れに押されて、あっという間にラストまで読んでしまいました。読後感も不思議な心持ちです。これから彼らはどこへ行くのか、どうなるのか、でもそれも全て人生…そんな気持ちです。
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コメント
こんばんは、chiekoaさん。
こういう本は、女性の人にはどうなんだろうか、と思っていましたが。
私は、この作家さんがわりと好きです。読んでいて楽しいんです。
| モンガ | 2007/03/15 12:29 AM |
モンガさん、言われてみれば、そうか、そんな記述も、いやでも私は全然OKでございました。…男らしい?がーん。

読んでいて楽しい、こういう世界に飛ばせてくれるっていうのは、小説の醍醐味ですよね。『ジャンプ』もそうでしたし!そういう意味で私も好きです。
| chiekoa | 2007/03/15 12:59 PM |
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5   佐藤 正午
5 佐藤 正午  07−52 ★★★☆☆  【5】 佐藤 正午 著  角川書店  《久しぶりに佐藤正午さんの作品を堪能しました》  出版社/著者からの内容紹介より 『ジャンプ』から七年。著者会心の最高傑作。 結婚八年目の記念日にもらったチケットで
| モンガの独り言 読書日記通信 | 2007/03/15 12:18 AM |
佐藤正午の「5」を読んだ!
佐藤正午の「5(ご)」(角川書店)を読みました。黒い表紙に大きくただ「5」とだけ書いてあり、帯には「佐藤正午、7年ぶりの新作長編、著者会心の最高傑作」とあります。507ページの長編です。 佐藤正午は1955年に長崎県佐世保市生まれ、現在も佐世保に居を定めて
| とんとん・にっき | 2007/04/03 9:31 PM |