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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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14歳 [千原ジュニア]
406213799214歳
千原 ジュニア
講談社 2007-01-13

人生最悪の14歳。それでも彼の答えに“死”はナイ。幻の自伝的小説

私はテレビというものをほとんど見ない人間なので、「千原兄弟」なるお笑いの人(ですよね?)のことは全く知らず、ぶっちゃけ顔も知らない(かろうじて名前だけは)くらいの勢いなのですが…貸してくださる方がいたので、読んでみました。

この言葉が、この人の書く言葉が、まったく身に突き刺さらない、私は幸せに育ってきた人間なのだと思います。ここで私が言う「身に突き刺さらない」ということは、心を動かさないということとは違いますが…。与えられた環境にさほど疑問を持つこともなく、もったとしても日常にまぎれてすぐに忘れ、何かを自主的に求めるでもなく、自分に何が不足しているのかを突き詰めることもなく、乾きを知らず、そのまま育ってきた人間です、私は、たぶん。こういうふうな「14歳」じゃ、きっとなかった。

そんな私がこれを読んで感じることは、「こうなってしまった人間を相手にしたときに、私はどう向き合うことができるんだろう?その人のために何ができるんだろう?どんな言葉を渡せるんだろう?」という疑問でした。こんな、答えのないことしか感じられない自分が、ふがいなくもあるのですが…。読んでいて、彼の気持ちが、考えが、親にうまく伝わっていないことが、なんか一番もどかしくてつらかったので…。

なにはともあれ、こういうことを、こういうふうな言葉で綴れる、文章にして表に出せるって言う、そのことがすごいと素直に思いました。
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コメント
私が今一番読みたい本です。読まれたのですね。書評では引きこもりのお子さんを持つお母さんとかが読まれているようです。
| 菱沼 | 2007/03/18 9:29 PM |
菱沼さん、私には子供がおりませぬが…親の立場だったらこれは大変だと思いながら読みました。でも、読んだって何も解決しないのかもしれないなと。ここにあるのは「事実」であって、解決策ではないのです、たぶん。一冊読むのに一時間もかからない本なのですが、でもいろいろ後をひきました…。
| chiekoa | 2007/03/19 12:44 PM |
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