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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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蒼穹の昴(4) [浅田次郎]
4062748940蒼穹の昴(4)
浅田 次郎
講談社 2004-10-15

人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか―。紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児(チュンル)を、文秀(ウェンシウ)を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。

読み終わって今、なんだか胸がいっぱいです。楽しかったとか面白かったとかそういう単純なことじゃなくて、うれしいとか悲しいとかそういう単純な思いでもなくて。なんか、圧倒されてしまって、言葉がありません。

一つの「国」というものの盛衰の歴史をめぐる大きな物語と、その中で生きる人々の小さな物語と。その二つが合わさったこの物語は、いろんな思いを胸の中に巻き起こします。人の上に立つということ、政を行うというのはどういうことなのか。たくさんの人々に「生かされて」生きようとするその重みはどんなものなのか。何が「難く」、何が「易い」のか。いろんな思いが頭の中を渦巻いていて、うまく言葉にできません。

天命がなんだ、運命なんかに負けてたまるか、人間がそんなものであってたまるか。この物語から聞こえてくるのは、そんな声です。そう叫びながら、人間の、人の力を信じて必死で生きていく、そんな人々の姿です。歴史というものすごく大きな波の前に、人間はちっぽけで無力であるかもしれないけれど、でも決してそれだけではない。それは、何かをあきらめる理由にならない。彼らの生き様に、何も学ぶところがなかったら嘘だと思います。ずっと読まないでいたけれど、読んでよかった、心からそう思える物語でした。

『蒼穹の昴』
蒼穹の昴(1)
蒼穹の昴(2)
蒼穹の昴(3)
・蒼穹の昴(4)
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コメント
こんばんはー

ちえこあさん、4巻を1日で読まれたのですかっ。。。!
わたしは、もさもさ読んだのでけっこーかかりましたが
それでも読み終わった後、しばらく放心状態となり動けませんでした。(この状態が読書の醍醐味でもありますが!)
それにしてもこの本を一気読み。。。すごそうです〜


| るー | 2007/03/21 9:03 PM |
るーさん、えぇ、一気読みです。
だって途中でやめられなかったんですもの!!!
読んだの休日でしたし…(言い訳がましいですか?!)
おかげで放心状態もなかなか長く続いております…はぁ〜。
| chiekoa | 2007/03/22 1:41 PM |
ちえこあさん、こんばんは。
私も読みました。
これは面白かったです。
作者の最高傑作というのもうなずけますね。
エピソードからエピソードへ怒涛のごとく運ばれちゃう感じで、まるでジェットコースターのようでした。
TBさせていただきますね。
| coollife | 2007/04/24 9:28 PM |
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『蒼穹の昴(1)〜(4)』  浅田次郎 講談社文庫
「中原の虹」の前に再読しました。この本をはじめて読んだのは、もう7〜8年も前になります。そのときは人に借りて読んで、とにかく一気に読み上げてすぐに返してしまったので・・・感動したことだけは鮮烈に覚えているのですが、詳細は記憶が薄れてしまっていました
| アン・バランス・ダイアリー | 2007/03/24 10:29 AM |
「蒼穹の昴」浅田次郎
浅田次郎さん渾身の歴史長編. 最高傑作との評判にふさわしい満足度です. 面白いの一言に尽きます. 同じアジアにありながら,我々がほとんど実態を知らなかった(少なくとも私は...)清という大国について,本当にわかり易く,内容濃く教えてくれます. 物語の時代背景
| 書く仕事 | 2007/04/24 9:29 PM |