プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< やまだ眼 [山田一成・佐藤雅彦] | Top | このベッドのうえ [野中柊] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
陋巷に在り(4)徒の巻 [酒見賢一]
4101281165陋巷に在り(4)徒の巻
酒見 賢一
新潮社 1998-08

孔子一門をねらいうちにしてゆく妖艶な性魔術使い子蓉は、唯一術をやぶられた顔回を籠絡すべく陋巷を訪れ、ついに顔回の許嫁の少女・茲暴于颪Α子蓉から鏡を貰った茲世、そこには恐るべき媚術が施されていた…。一方、三都の連続毀壊を密かに企てた孔子は、協力を申し出た政敵少正卯の真意を測りかねていた――。想像を絶する凄まじい死闘が繰り広げられる急転直下の第四巻。

なんだか盛りだくさんな展開になってまいりました。茲六厖屬嶺にまんまとはまってるし、顔回はそれに気づいてもいないし。もー、なんでよ〜!「儒」のパワーはどうしたのよ〜!こういうときにこそ使うべきでしょ!肝心のときに役立たず!と、やきもきやきもき。顔路も顔路でもう、そのすっとぽけは本気なわけ?演技なわけ?これでいつかどっかいいとこ見せてくれないんだったら…このオヤジ、ほんとにただのダメスケベオヤジだ!

孔子は孔子で陰謀が上手く行きそうになったところに、また少正卯がからんできてやっと「わたしの方が罠を仕掛けられているのかもしれん」とか言ってる始末。遅いよ!気づくの!!孔子のくせに…!!しかしなんか「神がかり的すごい人」のイメージのあった孔子ですが、これを読んでるとなんか普通の人だわというか、とっても人間らしいというか人間くさいというか、そういうのも酒見さんの読ませたいところなのかしら…。あぁ、でももっとすごい能力で全てを解決してくれないと困るのに。師がこんなだから、弟子たちなんてもう少正卯にいいようにされまくり。あぁ、どうなっちゃうのでしょう…。

この少正卯、ほんと怖すぎというか気味悪すぎです。早くいなくならないかしら…。いったい真の狙いが何なのかよくわからないところが、よけい薄気味悪いのです。「泰山の礼」、ほんとにそんなこと?この巻のラストでの彼と犬との戦いなんか、読んでて気持ち悪くなってきました。いっそここで儚くなってくれていたらよかったのに…(涙)(←結構本気)。悪人ほどしぶといですね、くっ。

というわけでやきもき読んでますが、でもまぁそれも楽しというか、よかった、史実知らなくて!無知で!という気もちょっとしたりしています。この先どう歴史が転んでいくのか、全然知らないんですもん。でも今すごくそこが知りたい!先を読まなければ…。ほんと気になって夜もおちおち眠れません。

『陋巷に在り』既読リスト
陋巷に在り(1)儒の巻
陋巷に在り(2)呪の巻
陋巷に在り(3)媚の巻
・陋巷に在り(4)徒の巻
| さ行(酒見賢一) | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック