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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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陋巷に在り(5)妨の巻 [酒見賢一]
4101281173陋巷に在り(5)妨の巻
酒見 賢一
新潮社 1999-06

媚術に操られた茲蓮五六による厳重な見張りをものともせず、次第に国を揺るがしかねない勢力を形成してゆく。一方、孔子の使者として費城に赴いた公冶長は、そこで意外な裏切り者と対面した。少正卯一味に攪乱される孔子一族の危機。春秋の世を戦国の世に踏み込ませていったのは誰か―。東洋の房中医学にも分け入る、興味津々の第五巻。

茲魄佞里泙泙冒爐觧厖屐自分一人の手に負えなくなった五六は、公冶長に頼んで鳥達にも監視の手伝いをしてもらうことにするのですが…また言いますけど、なんで誰も気付かないの〜!!!いらいらしてきました…。五六だけならまだしも、今回は彼が茲鮃子の家に連れて行ったりしているのに、そこで会った誰一人として気付かない。子貢なんて術の元凶である鏡の存在に気付いたのに、結局術で忘れさせられたりてるし。ちょっと…。しっかりしてよ!もう!と、なんだかもうあまりのふがいなさにげんなりしてきてしまいました。そして鳥達が…(涙)。あぁもうやっぱり子蓉嫌いかも。

費城に行った公冶長はここでやっと、悪悦が公伯寮を操って公山不狃に虚言を吹き込んでいたのが変心の原因だったということに気付きます。遅いよ!!もう!そして公冶長にはそのことを孔子に伝えるすべすらなく、なんとかその場を逃げ出し孔子に注進に及んだ冉雍も、公伯寮の裏切りこそ伝えることができたものの、一緒にいた悪悦の正体を知らず、そのことについては孔子は知らないままという始末。ここでもさらにげんなり。公冶長はこう言っちゃなんですけど役立たずだし、公山不狃も気付こうよ…ねぇ(涙)、あからさまに怪しいじゃん、あの人たち!!という感じ。っていうか孔子、これ以上に大切なことが今あるのか!忙しいとか言ってないで自分で行け!と思ってしまった私は短気です。

しかし実際その力のある人間が、本気で人をだまそうと思ったら、相手はそれがどんなに立派な人間であれ、こんなに簡単に騙されちゃうんだなぁと。そら恐ろしくなりました。悪意を持って、人の弱みにつけこむっていうのはこういうことなんだって。恐ろしいけど…でもいらつく…。この巻では孔子一門、まったくいいところがありません。やられっぱなし。あぁ、いつまで続くのこの兄弟の横暴は…げんなり。もう早く片付いてくれ…(なげやり)。

『陋巷に在り』既読リスト
陋巷に在り(1)儒の巻
陋巷に在り(2)呪の巻
陋巷に在り(3)媚の巻
陋巷に在り(4)徒の巻
・陋巷に在り(5)妨の巻
| さ行(酒見賢一) | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
はじめまして。
「陋巷に在り」、なつかしい〜。大好きでした!
そうそう、その巻のあたりはフラストレーションたまりますよねー。
がんばって〜。
| まめっち | 2007/08/10 10:03 PM |
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