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2013.11.18 Monday | |
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+ ChiekoaLibrary + 世界に一つだけの図書館。 ―ちえこあ図書館―
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ぼくは悪党になりたい 笹生 陽子 角川書店 2004-07 |
ハミザベス 栗田 有起 集英社 2002-12 |
「まちるはどうなの。好きな人できた?」うーん。深い。教えられました(笑)。あと、まちるのお母さんの「人生はほこりとの戦い。勝てる見込みは五分と五分。」というのも勉強になりました。これから先、掃除をするたびに思い出してしまいそうです。
「いないね」
「本気で人を好きになったことあったっけ」
「あったっけとは失礼だね。
本気ってどういうこと?夢中になるってこと?」
「夢中になるのは期間限定。本気になったら永遠を目指す。」
考えれば考えるほどおそろしくなる。十六歳の女の子がなんで「ちょっと別のことを考えよう」で出てくるのが「孔子」(笑)。しかも思い出すべきもの間違える(爆笑)。ここだけおもわず三回くらい読み返してしまいました。何度読んでもおもしろかった…。(全然本のテーマと違うんじゃ…。)
できれば逃げたい。知らんふりしたい。
ちょっと、べつのことを考えてみよう。
孔子は言った。
友、遠方よりきたる、また楽しからずや。間違えた。そっちじゃなくて、十五にして学にこころざす、三十にして立つ、のほうだ。ここからわかるのは、孔子でさえ立ったのは三十歳のとき、ということだ。四十にしてまどわず、五十にして天命を知る、六十にして耳したがう、七十にして心の欲するところにしたがって、のりをこえず。
後半はよくわからないが、七十歳になったとき、やりたいようにやってそれが道をはずれないっていうのがすごい。これぞ自由だ。ラブアンドピースだ。
密やかな結晶 小川 洋子 講談社 1994-01 |
春のオルガン 湯本 香樹実 徳間書店 1995-02 |
「あのね、あんたはしょっちゅう、アタマのねじ落っことすの。自分じゃ気づいてないみたいだけど」(笑)。
劫尽童女 恩田 陸 光文社 2002-04 |
きよしこ 重松 清 新潮社 2002-11 |
夢があった。きっと、思いは届いたと、伝わったと、そう思いました。
いつか、個人的なお話を書いてみたい。ぼくとよく似た少年のお話を、少年によく似た誰かのもとへ届けて、そばに置いてもらいたい。
ゆっくり読んでくれればいい。難しいことは書いていない。ぼくは数編の小さなお話のなかで、たったひとつのことしか書かなかった。
きよしこは言っていた。
「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」
天使と悪魔(上) 天使と悪魔(下) ダン・ブラウン 越前 敏弥 角川書店 2003-10-31 |
パレード 川上 弘美 平凡社 2002-04-25 |
センセイの鞄 川上 弘美 平凡社 2001-06 |
それでしかたなくわたしもセンセイと並んで句をつくることになってしまった。何がなじょしてこうなった。時刻はすでに午前二時を過ぎている。指を折りながら「ゆうぐれの灯にくる大蛾さみしそう」などというヘボな句をつくっているこの状態は、いったい何だ。ほほえましいというか…こういうの好きです。いいなぁ。
おがたQ、という女 藤谷 治 小学館 2004-07 |