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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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僕が一緒にいたい人 [マイク・ゲイル]
4887242719僕が一緒にいたい人
マイク ゲイル Mike Gayle 藤田 真由美
DHC 2002-03

つきあって四年目になるダフィーとメル。三十歳を目前にしたメルが結婚したいと言いだすが、売れないコメディアンのダフィーは気が進まず逃げ腰。しぶしぶ婚約するものの、乗り気ではないことを見抜いたメルは…。

結婚という二文字に戦々恐々する男の子の話。こういうのをラブコメって言うんでしょうか?切なさちょっぴりの、ロマンチックな恋のどたばた騒ぎです。

主人公の男の子・ダフィーの一人語りで綴られる物語。こういう気持ちは全世界共通だろうし、わかるような気もするんですけど、やっぱりなんかしっくりこない気がしてしまうのは、文化の違いというものでしょうか。なんというか、こう、ストレートに入ってこないんですよね…。読んでていやな感じとかいうわけじゃないんですけど、もっと楽しめるはずだなぁって思ってしまって残念。イギリス人になって読みたいです。あぁ、でもハッピーエンドは大好き…!

私は女なので、ここに登場する女の子たちの行動やら感情についてはちょっとひと言あったりするのですが、男性諸君が読んだらこのダフィーの気持ちはどうなのかなぁ…。わかるわかる!ってなるのでしょうか?「結婚」って、男の人にとってはそんなに怖いもの?!いつか聞いてみたい…。
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最後のガールフレンド [マイク・ゲイル]
488724231X最後のガールフレンド
マイク ゲイル Mike Gayle 藤田 真由美
DHC 2001-05

三年前の誕生日に振られた彼女のことをずっと思っているウィリアム・ケリー、二十五歳。いつまでたっても忘れられない「かつての恋人」。本音を知り抜いている「異性の親友」。失恋の痛みを忘れるためにつきあった「一夜の相手」。彼の最後のガールフレンドとなるのは?

この主人公のウィルがまた果てしなくダメな感じで…弱っちくて…好きになれるかと言ったらちょっと微妙な感じなのですが、この揺れる気持ち、なんとなくわかるような気もする…と思いながら読みました。

お話全体としては日本で言ったら「ライトノベル」みたいな感じというのでしょうか、軽めのお話がテンポよく進みます。途中ちょっと「お!」っと驚くような展開もあって(驚いたの私だけですか?)、そしてラスト…という感じ。深く考えず、楽しく読めました。でもこれほんとに「イギリスで大ベストセラー」なの?という感じはしてしまいましたが…(笑)。翻訳モノは原作の評価をするのが難しいです。訳によっていろいろ変わる部分もあると思うので…。
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タイムトラベラーズ・ワイフ [オードリー・ニッフェネガー]
4270000511 427000052Xタイムトラベラーズ・ワイフ 上
タイムトラベラーズ・ワイフ 下
オードリー ニッフェネガー
Audrey Niffenegger
羽田 詩津子
ランダムハウス講談社 2004-12

愛する人は未来からやってきた。やがてくる別れの日を知っていた。
自分の意思とは無関係に「タイムトラベル」をしてしまうヘンリーと、その恋人クレア。二人が初めて出会ったとき、クレアは六歳、未来からやってきたヘンリーは三十六歳。それから何度となく未来からやってくる彼と、クレアは愛を育むようになります。そして二十歳になり二十八歳の彼と「現在」でやっと再び出会うことができたクレア。二人が紡ぐ物語は―。

正直、読むのにとても体力がいる本でした。おもしろくないという意味ではなくて、何しろ「タイムトラベル」ものであるがゆえにややこしく、そしてとにかく長いのです。それでも途中でやめようという気にはならなかったし、終わりが近づいてくることが悲しくもありました。それはこの物語の最後に待っているものを、分かりたくないけれど最初から分かっていたそれを、半ば恐れていたからでもあるかもしれませんが…。

ヘンリーとクレアは八歳違いです。クレアが始めて彼に会うのは六歳。でもヘンリーが始めて彼女に会うのは二十八歳。クレアが最初にヘンリーに出会ったとき、ヘンリーはもう未来でクレアを愛し、結婚もしています。そしてクレアが二十歳になって出会った現実のヘンリーは、まだクレアのことを知りませんが、クレアは彼を知っている…そして恋が始まります。どちらかが最初に出会ったときに、もう片方は相手が自分の恋人であることを知っている。こういう場合、二人が出会ったのは、どっちが先だったんだろう?どこが「始まり」なんだろう?考えはじめるとぐるぐるしてきます。答えは出ませんが、きっとどっちが先でも、どこで始まっても、二人はきっと愛し合うようになったんだろうなぁと素直に思える、そんな物語でした。

愛する人が突然タイムトラベルをしてしまう。目の前から消えてしまう。その間、自分はただ待っていることしかできない。二人にとって「タイムトラベル」というのは、二人を出会わせてくれたものでもありますが、同時に二人を引き裂くものでもあるのです。でもその困難な状況の中で、逃げることなくまっすぐに、今ここにいる自分たちというものを感じながら、精一杯愛し合う二人の姿、そして相手を信じるゆるぎない心に、とても胸打たれました。「永遠にきみを愛している」―その言葉を口にする者に嘘偽りは全くないし、受け取る者も、それを全く疑うことなく信じているのです。すごいことです。すばらしいことです。

確かに長いです。でもこれだけ長い間、読んでいる私たちも彼らにつきあって、愛し合う恋人同士の酸いも甘いもいっしょに味わって、それだからこそ生まれる彼らへの思いというのもあるのだろうなぁと思います。読むのは大変ですが、この切ないけれど暖かい物語を、たくさんの人に読んで、味わってもらいたいなぁと思いました。
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ぼくのともだち [エマニュエル・ボーヴ]
4560027374ぼくのともだち
エマニュエル・ボーヴ 渋谷 豊
白水社 2005-11-15

主人公はパリに住む男性、ヴィクトール・バトン。戦争で怪我をし、傷痍軍人年金をもらっている彼は、仕事もせず、アパートの住民からもけむたがられていますが…。
目覚めるといつもぼくの口は開いている。なんだか歯がねっとりしている。
この一番最初の一行でわしづかみにされてしまいました(笑)。

とにかく主人公がダメ人間です。ひどいです。見た目も悪ければ性格もかなりひねくれています。妄想癖だってあります。そして問題なのは、本人にそんな自覚がはまったくないということです。こんなに他人を思いやり、常に気を使っているすばらしい自分がなぜ孤独なのか、愛されないのかが本気でわからないのです。友達がほしい。誰か僕のそばにいてほしい。いてくれれば僕がどれだけつくすことか…。でも、やっぱり彼は孤独なままなのです。そしてなぜだろう?と首をひねるのです。そんな彼の独白を読んでいる私たちには一目瞭然のことなのですが、彼にはわからないのです。はぁ。

なんというかもう、ここまでダメな人っていうのは、もう嫌いを通り越して愛らしく思えてくるというか…。いや、好きにはならないのですけれど、けっして(苦笑)。

そしてこの物語は、最初から最後まで、改心することも成長することもない、そんなまんまの彼のお話です。どこまでもダメなままです。ばかばかしくて、もうそのばかばかしさっぷりがすばらしいという、不思議な作品です。

帯の言葉を寄せているのが穂村弘さんだっていうのが…またツボでした(笑)。
主人公は「友だちがつくれない」ことの天才だ。星に手を伸ばすように友だちに手を伸ばして、届かない。その絶望的な距離に感動してしまう。 穂村弘
地味にオススメです。
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穴 [ルイス・サッカー]
4062096455
ルイス・サッカー 幸田 敦子 Louis Sachar
講談社 1999-10

ご先祖様の代からの「呪い」で不運が付きまとうイェルナッツ家。無実の罪で逮捕され、キャンプという名の矯正施設に行かされてしまったスタンリー・イェルナッツを待ち受けていたものは…。

うーん、うまい!いわゆる児童文学ですが、ストーリーのおもしろさは抜群です。スタンリーの物語を追っていたはずが、気が付いたらもっともっと壮大な物語の中に自分がいたことに気付くというか…。読後感は爽快でした!

基本的にはいい子なのに、なんとなくぼんやりで、無実だというのに「うちは不運な家系だから」となんとなく納得して収容所に行ってしまい、そこでの理不尽な生活に耐えてしまう主人公。こういう覇気のない主役っていうのも珍しいわ…と思いつつ、そんな彼のキャラクターがこの物語にはばっちりはまっています。

彼がキャンプでの生活で出会う人々と繰り広げる冒険の物語。きれいごとだけを書いているのでなく、いやな世界もきっちり書いていて、でもそれでいて決して説教臭くない。大人も子どもも楽しめる本だと思います。

『穴』のもうひとつの物語だという『』も読まなくっちゃ…!
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ネンディのぼうけん [マリア・コブナツカ]
4051046605ネンディのぼうけん
マリア=コブナツカ 内田 莉莎子 山脇 百合子
学研 1976-01

ネンディは一年生のトーシャがねんどで作った小さなお人形です。大きな鼻と突き出た耳、えんぴつの先でチョンとつついた目をしています。そんなネンディが、学校や家でトーシャのまわりに起こる出来事に、あれこれ世話をやいたり、仲間と冒険したりする、かわいいお話です。

子どもの頃に読んで大大大大好きだった本です。最近とあるところでこれについての話題が出て、むちゃくちゃ懐かしくなって読んでみました。表紙を一枚開いた、その内側のイラストを見ただけで、懐かしさが胸いっぱいにあふれました!あぁ、知ってる!この感じ!!!って。

ネンディはトーシャのふでばこの中に住んでいます。ふでばこの住人はネンディだけじゃなくて、消しゴムの「ネズミ」とか、ペン先くんとか、えんぴつくんとか、インク壷とか…。ネンディとその仲間たちは、子どものころの私の大好きな友達でもありました。物語の中で大活躍する彼らといっしょに、私もいました。
うわーん!また会えてとてもうれしい!!!

再読にあたって今回は図書館から借りたこの本。実家を探したらどこかにあるのかな…。絶対絶対手元に持っておきたい本の一つです。

【追記】
大人になって読んではじめて気付いたこと。この絵…『いやいやえん』の人と同じ絵だぁ!子どものころは何も考えてませんでした。『いやいやえん』もまた読みたくなってきたなぁ…。このまま過去をめぐる旅に出てしまいそうです。
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ミゲル・ストリート [V.S.ナイポール]
4000022083ミゲル・ストリート
V.S.ナイポール
岩波書店 2005-02

舞台はトリニダードの首都ポート・オブ・スペインの下町の一角ミゲル・ストリート。そこで少年時代を過ごした語り手である「僕」と、彼を取り巻くストリートの住人たちの物語。

個性豊かなストリートの住人たちが、一人ずつ主人公として各章で取り上げられていき、読んでいくとだんだんに彼らの生活が、人生が目の前に立ち上がってくるような気持ちになりました。「名前のないモノ」ばかり作っている大工、才能をちっとも認めてもらえない花火士、「世界で一番すばらしい詩」を作り続けている詩人…。夢を追い求めながらも、その夢をかなえられない人々の日々を、物悲しくて、でもどこか暖かいまなざしで描いた物語でした。

読み終えて、なんとなく西原理恵子さんの『ぼくんち』みたいなだったな…と思いました。舞台は違いますが、決して華やかとはいえない街で、黙々と日々をつむぐ人々の物語。街を出て行く人がいたり、また戻ってくる人がいたり。何かにあこがれて、それを強くもとめて、でも手に入れられない人々。哀しいんだけど、でもそれを見つめる視線にはどこまでも愛を感じるような、そんなところに共通する世界を感じました。

最後には街を出て行く「僕」。その姿に、その背中に、なんだか胸がいっぱいになりました。自分はここを去るけれど、でも愛した街、育った街。いつまでもずっと変らずそこにある街、懐かしい人々。そんな思いがいっぱいにあふれた物語だったと思います。
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オオカミ族の少年 [ミシェル・ペイヴァー]
4566024113オオカミ族の少年
M・ペイヴァー 酒井 駒子 さくま ゆみこ
評論社 2005-06-23

舞台は六千年の昔。主人公はまだ十二歳の少年トラク。山奥で父と二人きりで暮らしていたトラクたちを、ある日悪霊に取り付かれたクマが襲います。父に「精霊の山を見つけ出し、悪霊を退治する」と誓ったトラク。旅の途中で出会ったオオカミの子・ウルフとともに、彼の冒険の旅が始まります―。

映画かも決定してるとかいうし、ポスターもいっぱい貼ってあったし、なんだか「ハリーポッター」や「指輪物語」の二番煎じの、売る気まんまんの作品…のようなイメージでいたのですが、どうしてなかなかおもしろかったです。本を読んで違う世界を旅する…そんな楽しみを再確認させてくれる本でした。

とにかくこの本の中で繰り広げられる「世界」の精密さがすごいです。作者さんはこの本を書くにあたって、ものすごく古代のことについて勉強したとのことですが、そこで得た知識と、作者さんの想像力の賜物が、この緻密な世界なんだろうな。作者さんの頭の中には、すごくきっちりこの世界ができあがっていて、何を聞いてもすぐに答えられるんだろうな…そんなことを感じさせる本でした。

残念だったのは、クライマックスシーンがすごく短いということ。どんどん残り枚数が少なくなっていくのに、一向にラストな感じがしない…。全六巻のうち、これが第一巻目だっていうし、もしかして二巻に続くとかなっちゃうの?!と、心配してしまいました。結論から言うと、一巻目としてちゃんと終わったのですが、ここまでこれだけ盛り上げたんだから、もうちょっと書いてほしかったなぁと…。おもしろかったですけどね!

なにはともあれ、全六巻。早く続きが読みたいです。
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チョコレート工場の秘密 [ロアルド・ダール]
4566014118チョコレート工場の秘密
R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀
評論社 2005-04-30

貧しくて毎日ひもじい思いをしているチャーリー一家。彼らの住む町には世界一有名で、世界一謎めいているチョコレート工場があります。ワンカさんのこの工場に、世界中から五人の子どもたちが招待されることになり、街は大騒ぎ。招待券が入ったチョコレートを手に入れたのは…。

この「ロアルド・ダール コレクション」のシリーズのは初めて読みました。挿画と翻訳が違うとここまで違うものになるのか!と驚きました。以前の田村隆一さんの翻訳もすばらしかったですが(だいいちあっちを最初に読んでいるので、こちらは違和感があるといえばあるのですが)、でもぜひこれも手にとっていただきたい!と思います。なるほどなるほど。こういうのもアリですね。原作を尊重して忠実に訳すもよし、原作が伝えたいことを酌んで意訳して訳すもよし。どちらもすばらしいとおもうし、どちらも楽しめると思います。私は両方読めてよかったです。

そして、心の汚い大人になってしまった今、あらためて読んで感じたこと。それは「この主人公の子…なんでこんなにいい目にあうのかしら??」ということです。特別心優しいわけでもなく、泣けるほどがんばりやさんなわけでもなく、強いてその「資格」がある点はといえば、ものすごく貧乏ということくらい…?あげくの果てには拾ったお金でチョコ買っちゃうなんて!ダメでしょう!おうちが貧乏なんだから、それはお母さんにあげないと!おうちではおなかをすかせたおじいさんとおばあさんがいるのに…。あ、そこがリアル?子どもの腹黒い感じ…?

でも「悪い子」じゃないからいいのでしょうか。他の子どもたちがあれだけひどいんですから、これで上等なのかも…。っていうか、世界の名作相手にそんなことばかり考える自分がイヤです(涙)。子どもの頃に読んだときはこんなこと一秒も考えなかったのになぁ〜。

いや、でも、子どもが読めば子どもなりに、大人が読めば大人なりに、それぞれが楽しいし、それぞれに広がる世界がある。そこが名作たるゆえんなのかもしれません!

映画「チャーリーとチョコレート工場」も見に行きたいものです。
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リリィ、はちみつ色の夏 [スー・モンク・キッド]
4418055142リリィ、はちみつ色の夏
スー・モンク・キッド 小川 高義
世界文化社 2005-06-18

1964年サウスカロライナ。母を亡くし、父と二人で暮らすリリィ。酷薄な父親にがまんがならず、家を飛び出したリリィを受け入れてくれたのは養蜂家の黒人姉妹でした。彼女たちを手伝いながらいっしょに暮らすようになったリリィは…。十四歳の少女の過ごした、ひと夏の物語です。

このタイトルと表紙を本屋で見かけてからずっと気になっていて、やっと読むことのできた本です。外を吹き抜ける風や、野を飛び回る虫たちの羽音、そんなものまでリアルに伝わってくるような…、読んでいるだけで、見たことも行った事もないそのサウスカロライナの大地の風景が目の前に浮かんでくるような…。ため息が出るほど秀逸ですばらしい描写を堪能しながら読みました。

でもこの物語は、このタイトルや表紙から連想されるほど、明るく暖かいだけの物語ではありません。十四歳の女の子の、心の中。親と子、白人と黒人、彼女をとりまく様々な環境。決していいだけのものではない、重苦しいその現実の中で、包み隠さず素直に語られる彼女の言葉に、頭をガツンとなぐられたような気持ちに何度もなりました。心が苦しくなりました。

「愛されたい、愛されたい、愛されたい」

行間からそんなリリィの声が聞こえてくるようで、胸が締め付けられました。そばに行って、抱きしめてあげたくなりました。それだけ彼女に感情移入しただけに、このラストは、読み終わってとてもほっとしました。自分もいっしょに救われたような気持ちになりました。これからも、彼女が愛に包まれて、まっすぐ顔を上げて人生を歩いていけますように…。

そして、この物語のもう一つのテーマでもある「宗教」というものの側面を、自分がきっと理解しきれていないことがとても残念でした。よくも悪くもいわゆる「日本人」なわたし…。

でもこれだけの重い内容を、決して重くなりすぎず、暗くなりすぎず読ませてくれるところが、この本の素晴らしいところだと思いました。
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