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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 [江國香織]
4087744574薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木
江國 香織
集英社 2000-04

本の装幀がとてもステキな本です。

たくさんの人がそれぞれ主人公です。微妙に関係のある人々が入れ替わり立ち代り主人公になってお話が進んでいくので、はじめのうちはなかなか関係が覚えられずちょっと混乱しました。

またここで終わっちゃうの?と思いましたが…。私が読む江國さんの本がたまたまいつもそういう感じなんでしょうか。それともこの方の小説は全部こういう感じなんでしょうか。もっとほかの作品も読んでみたいです。

リアルなような、遠い世界のような、不思議な感覚の世界でした。

「まぶたというのはめったに日があたらないから、ときどき日にあててあげる必要がある」っていう女の子がでてくるのですが、私もまねして目をつぶって天をあおいでみました。まぶたがほっこりしてとても気持ちよかったです。みなさんもぜひ。
| あ行(江國香織) | comments(0) | trackbacks(0) |
スイートリトルライズ [江國香織]
4344004884スイートリトルライズ
江國 香織
幻冬舎 2004-03

あぁぁ、またここで終わっちゃうの!と。

江國さんの本を読んだあとにわりといつも思うことですが。ここで終わるからいいのでしょうか。でも続きが読みたいんですけど…。

なんだか、描かれている世界がとてもリアルで、身近で、それだけにとても苦しくなるようなお話でした。怖いというのとはちょっと違う。物語はやさしく、やさしくつづられていくのに、何かがちょっと苦しい感じ。こういうことは、他人事じゃない、すぐそこにある世界。夫婦、それぞれの、浮気。ただ、このお話に出てくるこれは、なんだか「浮気」?というのとはちょっと違うように感じました。

一番印象的だったのは、やっぱり、「愛ではない。飢餓だ。」というところ。妻が、仕事中の夫に電話をするのも、そばにくっついていたいのも、愛ではなく飢餓だ、と気づくというくだり。どきっとしました。私はどうなんだろう…。

そして、「人は守りたいものに嘘をつくの。」というセリフ。これもどきっとしました。守りたいから、守ろうとするものに嘘をつく。うーん。わかるような。でもこれがわかると急に自分の身が悲しくなるような…。嘘をついてまで守りたいと思われている人がうらやましいような…。うーん。嘘って、むずかしいですね。

(しかしこのタイトル…。この嘘ってほんとうに「スイートでリトル」?!)
| あ行(江國香織) | comments(3) | trackbacks(6) |